ChatGPT/AIツールの信頼性と正しい付き合い方|サロン経営における“人の感覚”を取り戻す方法

こんにちは。今田覚です(^^)
今日の記事では、「AIとの付き合い方と信頼の見極め方」についてお話しします。さらに、AI時代における情報の選び方や、“人の感覚”を取り戻す方法についても、具体的にお話ししていきますね。
静かに深く考えられるテーマだと思うので、最後まで読んでみてください。
ChatGPTとAIツールの違いと特徴を理解する

近年、美容サロン業界でもAIツールやChatGPTを使うオーナーが増えています。しかし、AIは万能ではありません。
実際、「できないことをできる」と言ったり、「できることをできない」と答えたりするケースもあります。
「Googleドキュメントに書き起こしをしてほしいのだけど、できる?」と聞くと、時と場合によって「できます!お任せください!」と言いますが、実際にはできません。「Googleドキュメントに書き起こししときましたよ!ご確認ください!」と言いこともありますが、実際にはどこにも書き起こしはしてくれていません。笑
複数のAIツールとAPI連携したりすれば可能ではありますが、chatGPT単体などのAIツール1つでは、できないのです。
情報が半年以上古いまま更新されていないこともあり、結果的に誤情報を信じてしまう人も少なくありません。
大切なのは、AIの答えをそのまま鵜呑みにしないことです。AIは“補助ツール”であって、“判断者”ではありません。最新の仕様変更や現場の実感を持つのは、あくまで僕たち人間の方です。特に広告設定やSNSのアルゴリズム変更など、頻繁に変わる情報は、人の観察と検証が、やはり欠かせません。
ChatGPTを信じすぎない優しさを持つ

AIを疑うことは、敵視することではありません。むしろ大切なのは、“AIを信じすぎない優しさ”を持つことだと思います。なぜなら、AIもあくまで学習データの範囲で答えているだけだからです。
たとえば、あるオーナーが「LINEの仕様上、500文字までしか配信できないと思っていた」と話していました。ところが、別のツール設定では1700文字まで可能だったという発見がありました。AIの回答だけを信じていたら、届けられたはずの“思いの言葉”を削ってしまうところでした。
この出来事から学べるのは、「AIを使うときほど、自分の直感を信じる勇気が必要」ということ。違和感を感じたら、その感覚を無視せず、調べる・聞く・試す。AIと人の協働は、そこで初めて力を発揮します。
AIの限界を知り、最新情報は人から得る
AIは過去のデータをもとに答えを導くため、常にリアルタイムとは限りません。特に、美容サロンの現場では「季節」「地域」「人の感情」が変化の主軸。AIが扱う数値データでは追いきれない“空気感”がそこにはあります。
たとえば、SNSの投稿反応や広告の費用対効果が変わったとき、最も信頼できるのは「現場での体験談」や「仲間からの共有情報」です。AIの情報はあくまで“参考”。最後の判断は、肌で感じる温度をもつ人の側にあります。
ChatGPTは“人の心”を映す鏡になる
AIとの関係を考えるとき、「正確さ」よりも「意図の純度」を大切にしたいと思います。
AIは、質問の仕方次第でまったく異なる答えを返します。それはつまり、AIは使う人の意識を映す鏡でもあるということです。
「相手を納得させたい」のか、「相手を理解したい」のか。その違いだけで、AIの言葉のトーンが変わります。愛をもって問いかければ、AIも穏やかで温かい言葉を返してくれる。逆に焦りや恐れから質問すれば、どこか硬く、冷たい印象の答えになります。
だからこそ、AIと向き合う前に、自分の心を整えること。どんなエネルギーで質問するかが、答えの質を決めます。サロン経営でも同じで、スタッフにかける言葉の“意識の温度”が、チーム全体の空気を変えていきます。
信頼の判断軸をAIではなく人に置く
AIの言葉は便利ですが、信頼は体温で感じるものです。たとえば、「誰が言ったか」「どんな表情で話していたか」「どんな想いで伝えたか」。その全てが“信頼の質”を決めています。AIにはまだ、その体温がありません。
だからこそ、AIを活用しながらも、人の体温を伝える文章・動画・接客を重ねることが大切です。AIの補助を受けつつも、最終判断は“人の感覚”に戻す。このバランスが、これからの時代の経営者に求められる姿勢だと思います。
【最後に】今田覚からメッセージ

AIは“共に歩むパートナー”です。
完璧ではないからこそ、そこに人の知恵と優しさが生まれます。信頼は、情報の正確さよりも、関わる心の在り方から育ちます。AIを使うときも、人と向き合うときと同じように“愛と意図”を大切にしていきたいものです。
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今田覚
