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リピート率を高める“次回予約”の文化づくり|信頼から生まれるサロン経営の新習慣

“次回予約文化”は一人から始まる(意識改革と仕組みづくり)
リピート率を高める“次回予約”の文化づくり|信頼から生まれるサロン経営の新習慣

こんにちは。今田覚です(^^)

今日の記事では、「リピート率を高める“次回予約”の文化づくり」についてお話しします。

さらに、顧客が自然に次回予約を取りたくなる仕組みや、ChatGPTを活用してリピート率を高める方法についても、具体的にお話ししていきますね。現場ですぐに実践できる内容なので、最後まで読んでみてください。

リピート率を上げるカギは“次回予約率”にあり(サロン経営成功の秘訣)

リピート率を上げるカギは“次回予約率”にあり(サロン経営成功の秘訣)

リピート率を安定させる最大のポイントは、率直に言うと「次回予約」を「文化」にすることです。

鍵は「文化」にあります。「当然のように自然と起きる状態」が文化ですよね。

美容サロンでは、技術や接客が良くても、お客様が次の来店を決めていなければ売上は安定しません。逆に、次回予約が当たり前の仕組みになっているサロンは、集客に追われることなく“信頼ベースの経営”が実現します。

次回予約率が高いサロンほど、キャンセル率も低く、スタッフのモチベーションも上がります。それは単なる数字ではなく、「お客様とサロンの信頼関係の深さ」を表す指標でもあるのです。

次回予約でリピート率が上がる理由(顧客定着の心理)

次回予約でリピート率が上がる理由(顧客定着の心理)

多くのオーナーが誤解しているのは、「次回予約=売り込み」と捉えてしまうことです。実際はその逆で、次回予約はお客様の快適さを守る“安心の提案”です。たとえば、ネイルやまつエクなどの施術では、一定期間でメンテナンスを行うことで、仕上がりが長持ちし、トラブルも防げます。

お客様が“次回もきれいな状態を維持できる”ように提案するのは、思いやりの一つ。結果として、サロンへの信頼と安心感が育ちます。そしてその積み重ねが、リピート率という“信頼の数字”につながっていくのです。

次回予約を自然に促す伝え方(売り込まずに選ばれる方法)

次回予約を自然に促す伝え方(売り込まずに選ばれる方法)

お客様が次回予約に前向きになれない理由の多くは、「提案のタイミング」と「言葉の温度」にあります。たとえば、施術が終わった後に事務的に「次の予約どうしますか?」と聞くと、圧を感じさせてしまいます。

大切なのは、“相手の未来を想像して提案する”ことです。

「〇〇様のライフスタイルですと、だいたい3〜4週間後に整えると一番きれいが保てます」 「次回は卒業式前ですよね。写真撮影にもぴったりの時期なので、早めにおさえましょうか?」

このように、“次回の自分を想像できる提案”があると、お客様は自然と予約に前向きになります。提案とは“お願い”ではなく、“導き”です。

次回予約率を上げる3つの実践ステップ(サロン運営改善ポイント)

次回予約率を上げる3つの実践ステップ(サロン運営改善ポイント)

ステップ① お客様の「ベストサイクル」を明確に伝える

一人ひとりの施術周期を把握し、その根拠を言語化して伝えることが大切です。「技術的な必要性」と「お客様のメリット」をセットで話すことで、納得感が高まります。

ステップ② カウンセリング中に「未来の快適さ」を描く

次回予約の話は、施術の最後ではなく“カウンセリング中”に軽く触れておくのがおすすめです。「この周期で整えるとこうなりますよ」と先に共有しておくことで、最後の提案が自然になります。

ステップ③ スタッフ全員が同じ温度で伝える

サロン全体で統一した提案トークを持つことで、提案力に差が出ません。トレーニングの目的は「話し方」ではなく、「意識の統一」です。お客様に伝わるのは“言葉”ではなく、“意図”だからです。

ChatGPTでリピート率を高める3つの実践法(AI活用×サロン経営)

ChatGPTでリピート率を高める3つの実践法(AI活用×サロン経営)

① ChatGPTで提案トークを磨く(AIカウンセリング台本)

ChatGPTに「次回予約を自然に促す言い方」や「お客様タイプ別の伝え方」を質問すると、複数の表現が提案されます。そこから自分らしい言葉を選び、声のトーンや表情を添えることで、“温度のある提案トーク”を磨くことができます。スタッフ育成の台本づくりにも有効です。

② ChatGPTでフォローメッセージを自動生成(LINE活用)

施術後のLINEメッセージに「お客様の施術内容+おすすめ来店時期」を添えることで、自然なリピート導線が生まれます。ChatGPTに「ネイルケア後のお客様へ、丁寧なフォローメッセージを書いて」と依頼すれば、すぐに下書きが完成します。あとは少しアレンジして“あなたの言葉”で送るだけで十分です。

③ ChatGPTで来店データを分析(顧客傾向と再来率の可視化)

お客様の来店履歴や口コミ内容をChatGPTに要約させ、「どんな人がリピートしやすいのか」を分析することもできます。AIはパターンを見抜くのが得意なので、リピート率を高める“傾向分析”にも役立ちます。これにより、「なぜ続くのか」を言語化できる経営へと変わっていきます。

リピート率が上がるサロンの共通点(安定経営と信頼関係)

リピート率が上がるサロンの共通点(安定経営と信頼関係)

リピート率の高いサロンには、必ず“心の余裕”があります。それは、目先の予約に焦るのではなく、「お客様と長く付き合う」姿勢があるからです。次回予約が文化として根づくと、オーナーもスタッフも穏やかに仕事ができ、経営のストレスが減ります。

また、次回予約の文化は、「信頼と予測の経営」を可能にします。来月の売上見込みが読めるだけでなく、スタッフの稼働計画や材料仕入れの効率も上がります。結果的に“お客様にもスタッフにも優しい経営”が実現するのです。

“次回予約文化”は一人から始まる(意識改革と仕組みづくり)

“次回予約文化”は一人から始まる(意識改革と仕組みづくり)

サロンの文化は、仕組みではなく“意識”から生まれます。最初はオーナー一人の習慣でも、それを続けていくうちに、スタッフが自然と真似をし、お客様がそのリズムに乗っていきます。

やがて「次回予約して帰るのが当たり前」という空気ができたとき、サロンは“信頼で循環する場”になります。それは売上を超えた価値、つまり“お客様との関係性資産”です。

最後に:今田覚からメッセージ

株式会社KONDA・今田覚・東京リアル1dayセミナー『夢を叶える技術』

リピート率を上げる秘訣は、売り込みではなく“思いやり”です。お客様の未来を想い、心地よいペースを共にデザインする。

その積み重ねが「信頼」という形のない財産になります。今日から、あなたのサロンでも小さな“次回予約の一言”を習慣にしてみてください。それがきっと、未来の笑顔を増やす第一歩になります。

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